キャバクラで扱う各お酒の作り方
キャバクラでは様々な種類のお酒を作る必要がありますよね。
多岐にわたるお酒の種類と作り方を網羅し、お客さんのオーダーに合わせて対応していくのは、初め戸惑うことの方が多いかもしれません。
でもご安心ください！お酒の作り方を最初から知っている新人キャバ嬢なんていません。
今回はコマチが、キャバクラのお酒の作り方についてメモを作りましたので、ぜひ参考にしてみてください！
ビール
キャバクラで提供されるビールは、サーバーから注がれる「生ビール」であることが大半で、キャバ嬢が触ることはありません。
キャバ嬢が触るビールは、瓶ビールや缶ビールなどお客さんのコップに注ぐビール。
これにも注ぎ方があって、以下のことを気をつけるときれいに注げます。
- ラベルは上に向ける
- グラスに瓶が当たらないようにする
- 緩急をつけて注ぐ
特に最後の緩急は、グラスの中で泡を立てる必要があるので、
- 最初ゆっくり
- 途中は勢いよく
- 泡が立ってきた最後ゆっくり
と言った手順で注ぐといいでしょう。
焼酎
焼酎はハウスボトルとしてテーブルにあらかじめ置いてあることがほとんど。
お茶や水と割って飲むことが多い焼酎は、お客さんによって割り方の好みがはっきりと分かれるので、最初に聞いておくとスマートですね。
キャバクラでよく出る代表的な割ものは、
- お茶
- お水
- 炭酸水
などで、時々オンザロックで飲まれるお客さんもいてます。
基本的なお酒の作り方としては、
- グラスに氷を満タンに入れる
- 指1〜2本分のお酒を入れる
- 割ものを入れて「反時計回りに」混ぜる
と言った感じで、グラスの底を指で押さえながらお酒を入れるとさりげなく計量ができます。
混ぜるときの方向が「反時計回り」であるのは、キャバクラでは「時間が早く経ってほしい」と思わせてはいけないので、縁起を担ぐために徹底しているんですね。
キャバクラにはお酒の作り方以外にも、こういった「客商売の験担ぎ」がちょこちょこ存在しているので、小ネタとして覚えておいてもいいかもしれませんね。
ウィスキー
「太らないお酒」として俄かに注目を集めるウイスキーは、男性のお客さんにも人気があります。
キャバクラによってはハウスボトルとして置いている場合もあるウイスキーは、
- 炭酸水
- 水
- お湯
で割って飲むことが一般的で、氷を入れたオンザロックや、なにも入れないストレートも飲み方として好まれます。
キャバクラでよく出る「炭酸割り＝ハイボール」の作り方は、
- グラスに氷を入れる
- 指0.5〜1本分のウイスキーを注ぐ
- 炭酸を入れる
- ゆっくりと混ぜる
となっています。
炭酸は泡が壊れやすいので、混ぜる時は2〜3回、ゆっくりと混ぜるようにしましょう。
シャンパン
キャバクラではお祝いの時にあくことの多いシャンパン。
主にボーイさんが入れてくれるので、キャバ嬢が触ることは少ないでしょう。
基本的なマナーとしては、以下のようなところでしょうか。
- 注がれている時グラスは持たない
- 飲むときはグラスの脚を持って飲む
シャンパンは手の温度で風味が変化してしまうので、お客さんにせっかく高いシャンパンを入れてもらった場合はきれいに飲むように心がけたいですね。
ワイン
シャンパンと同じく、高い飲み物としてキャバクラにおいてあるワイン。
ワインも風味を楽しむ飲み物なので、シャンパンと同様手のひらの温度を伝えないようにすることが大切です。
以下のルールがあります。
- 飲む時はグラスの脚を持って飲む
- 温めないようにグラスの底を持って注ぐ
- グラスの4分の1程度しか注いではいけない
ワイングラスの余白で香りを楽しむのもワインの楽しみ方の一つ。
ワイン好きなお客さんは意外と多く、口うるさい人もいるので知識として覚えておきましょう。
日本酒
ふんわりとした口当たりで女性人気もある日本酒。
徳利や小瓶で出されることが一般的ですよね。
キャバクラでも、女性が日本酒を注ぐ様はどこか色っぽく、華やかに見える仕草です。
お酒の作り方としては、
- 盃やますはテーブルに置いたまま
- 徳利の胴体が上に向くようにしっかり右手を使う
- 升酒は溢れるまで注ぐ
と言ったことが挙げられます。
お客さんが盃を持ち上げちゃうことも珍しくないので、そういう時は「おいてください」とは言わず対応してあげてくださいね。
カクテル
振る、混ぜる、注ぐなど色々な手法があるカクテルは、基本的にボーイさんが作ってくれます。
キャバクラの価格帯によっては、専用のバーテンダーを雇っているところもありますね。
キャバ嬢がテーブルで作ることはあまりありませんが、マナーは覚えておきましょう。
- グラスの脚の部分を持って飲む
- 混ぜて飲むカクテルは混ぜる
- オリーブ、チェリーなどのデコレーションは食べてもOK
キャバクラでお酒を作る時の注意点
キャバクラでお酒を作る時は、以下のことを気をつけるようにしておきましょう。
- 反時計回りにかき混ぜる
- 好みの飲み方は事前に聞く
- 飲み切る前におかわりの確認
特にお酒の濃さや好きな飲み方はお客さんとの会話に繋がる重要な情報。
次回来店した時に「〇〇さんはこれでしたよね」とスッと出せると好感度も上がります。
また、お客さんのグラスが終わりごろになったらおかわりをお聞きするのも忘れないようにしましょう。
これができるとできないとでは、印象が全く違います！
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