よく使われるキャバクラ用語
突然ですが、キャバクラ業界って昼の仕事とはまた違った、「特殊な世界」なんですよね。
なので、実はキャバクラでだけ使われる「用語」というのも存在してるんです。
キャバクラで働き始めると、当たり前みたいに使うことになる専門用語ですね。
コマチ
今回は、そんなキャバクラ用語を50音順でご紹介しています。
キャバクラで働きたい方は以下の記事でおすすめの求人サイトを紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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- アフター
用語解説:キャバクラ退勤後にお客さんとご飯や飲みに行くこと。お店はノータッチなので時給が発生しないこともしばしば。 - 痛客
用語解説:キャバ嬢の意思を無視して、しつこいセクハラや酒の強要などをするお客さんのこと。ガチ恋を拗らせて変なLINEを送ってくるお客さんのこともいう。 - 色恋営業
用語解説:お客さんの恋心を利用し、好きなフリ・付き合いたいそぶりをしてお店に呼ぶキャバクラの営業方法。行き過ぎるとトラブルの元になるうえ、色恋営業をしているキャバ嬢は同僚からあまりいい目では見られない。 - ウエイト
用語解説:キャバクラ満席時や、キャバ嬢がいない時にお客さんを入り口付近で待たせること。女の子はつかないので無料だが、店内のテーブルやカウンターで待ってもらうことが多い。
キャバクラ側は、ドリンクサービスや指名無料チケットを渡すなどして、お客さんが痺れを切らして帰らないように工夫する。 - エスコート
用語解説:キャバクラに来店したお客さんをお席までご案内する役割。
基本はボーイさんの仕事だけど、高級キャバクラなどはエスコートだけを行う男女を雇っている。 - お茶を引く
用語解説:キャバクラに出勤したのにも関わらず、お客さんを呼べなかったキャバ嬢を指す言葉。
語源は、「お茶を引く」とは元々茶葉を挽いて抹茶を作るのが「暇人のする役割」だったことが由来。 - オーラス
用語解説:オープン+ラストが合わさってできた言葉。
キャバクラの開店時間〜閉店時間までをいい、キャバ嬢の出勤時間に対してや、お客さんが入り浸っている時間をいう。
か行
- 空名刺
用語解説:何も記名されてない真っ白な名刺のこと。体験入店のキャバ嬢、研修期間中で名刺が発注できていないキャバ嬢が手書きで名前を入れる。 - ガチ恋客
用語解説:キャバ嬢に本気で惚れてしまい、入れ上げているお客さんのこと。あわよくば狙っているキャバ嬢と付き合いたいと考えているため、お金を使わない痛客も紛れている。 - キャスト
用語解説:キャバクラの女の子のこと。キャバクラでは出勤している女の子を「キャバ嬢」と言わず、キャストと呼ぶので覚えておきたい。 - 黒服
用語解説:キャバクラで働くボーイさんのこと。黒いスーツやバーテンダーベストなどを身につけていることが多いので黒服と呼ばれる。テーブルを片付けたりキャバ嬢のつく卓を見極めてくれたり、いつもお世話になってます。 - 源氏名
用語解説:キャバクラでだけ名乗る、本名とは別の名前のこと。身バレ防止のほか、違う名前を呼ばれることで変なお客さんから自分の心も守れる。 - 固定客
用語解説:特定のキャバクラに固定で通い続けるお客さんのこと。推しのキャバ嬢がいたり、お気に入りの黒服がいる場合に固定客になる。
そのキャバクラで飲み慣れているのである程度お金を落としてくれる、特に大切なお客さんです。
さ行
- サービス料
用語解説:セット料金とは別に、キャバ嬢の接客やシート料に対して支払うお金。おおよそ会計の20%前後が上乗せになる。キャバクラによっては、セット料金に含まれている場合もある。 - 新規客
用語解説:初めてお店を利用するお客さんのこと。ほとんど指名なしで入ってくるので、新規客にうまくアピールできれば指名のお客さんになってくれることも。 - 初回荒らし
用語解説:キャバクラでは初来店のみ、料金がお試し価格で安く設定されている。その初回料金の安さだけを狙ってキャバクラを渡り歩く人のことを「初回荒らし」と呼ぶ。 - 指名客
用語解説:特定のキャバ嬢を目当てにキャバクラに遊びに来ているお客さんのこと。多くの場合、指名のキャバ嬢が決まっている「本指名」のお客さんを指すときに使う。 - 場内指名
用語解説:キャバクラ入店後、店内で気に入ったキャバ嬢を指名すること。
主に新規客など指名なしで入ってきたお客さんが場内指名をする。このときに連絡先を渡しておけば次から本指名で来てくれることもある。 - 素飲み客
用語解説:キャバ嬢にドリンクも飲ませず、フードも頼まず、ただセット料金だけ使って帰るお客さんのこと。お金を使ってくれないのでキャバ嬢からは嫌われている。 - セット料金
用語解説:キャバクラで遊ぶ際にかかる基本料金。キャバクラにもよるが大体3000円〜5000円くらいで、60分とか40分で区切られていることが多い。
内訳は「飲み放題のお酒」「簡単なおつまみ」「割りもの」が含まれていて、キャバ嬢へのドリンクや他のフードは含まれない。
た行
- 体入
用語解説:体験入店の略。キャバクラではどの店舗にも、仕事が本当に合うのかを見極めるためお仕事体験ができる。もちろん時給も出て、大体3時間くらい働ける。 - 体入荒らし
用語解説:体入の際に出る時給だけを目当てに、いろんな店舗で体入を繰り返す迷惑な女の子のこと。
キャバクラの業界は狭いので、体入荒らしをしているとすぐに噂が広まってマークされる。 - チェンジ
用語解説:席に着いたキャバ嬢がお客さんの気に食わなかったとき、他のキャバ嬢に変えてもらうシステム。お金がかからない場合が大半だが、チェンジが有料のキャバクラもある。
一生懸命接客しているキャバ嬢としては、ショックなシステム。 - つけ回し
用語解説:フリー客の席にいろんなキャバ嬢を送り込み、交代すること。ワンタイム60分のうち、20分ごとくらいに1人ずつつけ回しされる。 - 店外
用語解説:キャバクラ以外でお客さんに会い、接客すること。同伴やアフターなども店外に入る。
お店が管理していないのでリスクや危険も伴うが、お客さんとの心の距離が近くなるので指名を勝ち取りやすい。 - 同伴
用語解説:お客さんと食事や買い物を楽しんだ後、一緒にキャバクラに出勤すること。「同伴出勤」ともいう。
キャバクラとしても必ずお客さんが来店するので、キャバ嬢にバックをつけている。お店によっては、同伴ノルマを設けている場合もある。 - ドリンク
用語解説:お客さんと会話中、席でお客さんが呑ませてくれるお酒などのこと。指名が入っていなくてもドリンクはもらえ、バックがつく。 - 友達営業
用語解説:友達のような連絡を取り合い、お客さんと仲良くなるフランクな営業方法のこと。変な感情に発展しないので問題が起こりにくい。全キャバ嬢が目指す営業方法でもある。
な行
- ナイトワーク
用語解説:キャバクラをはじめ、ガールズバーやスナックなど、「夜のお店で働くこと」全般を指す。 - ニュークラブ
用語解説:銀座など特定の界隈で「キャバクラ」を言い換えるときに使う。また、高級キャバクラのこともニュークラブという。 - 抜く
用語解説:お客さんと会話している途中のキャバ嬢を別のお客さんの席へ移動させること。
つけ回し時以外でも、キャバ嬢がお客さんとの会話に(しつこいセクハラなどで)限界が来た時「あそこから抜いて」と黒服に頼むこともある。 - ネームプレート
用語解説:お客さんのキープボトルに引っ掛ける名札のこと。ボトルを入れた日時、お客さんの名前、キャスト名を記入する。大体の場合本指名の女の子が書いてあげる。 - ノルマ
用語解説:キャバクラから課せられる1ヶ月の目標。ノルマには、「指名」や「同伴」、「ドリンク」などがあり、達成できないと罰金があることも。
ノルマゼロのキャバクラももちろんあるので、ゆるくバイトしたいキャバ嬢はノルマゼロキャバクラを選ぶべし。
は行
- ハウスボトル
用語解説:セット料金に含まれているお酒のこと。キャバクラでは、あらかじめテーブルに置いてある。あくまでお客さん用のお酒なので、キャバ嬢は飲むことができない。 - バック
用語解説:同伴やドリンクなどを獲得したときに、お給料に上乗せされるお金のこと。バックの金額は、あらかじめ決まっていることが多い。 - 太客
用語解説:たくさんお金を使ってくれるお客様のこと。多くの場合、常連で毎回お金を使う人のことを言う。
太客がキャバ嬢の指名客になると、キャバ嬢の売上げやバックが上がり、給料がアップする。 - フリー客
用語解説:指名なしで入ってきたお客さんのこと。新規客の場合が多い。まだ誰も手をつけていないので、フリー客に積極的にアピールすれば指名客に育てることもできる。
フリー客とは、連絡先は絶対交換すること! - ヘルプ
用語解説:指名客の席にキャバ嬢が戻るまで座って会話をするキャバ嬢のこと。あくまでつなぎなので、お客さんと連絡先を交換したりするのは禁止されている。 - 細客
用語解説:太客の反対語。来店してもほとんどお金を使わないお客さんのことをいう。来店頻度も低く、キャバ嬢からしたら割と迷惑。 - 本指名
用語解説:あらかじめ指名するキャバ嬢を決めてから来店するお客さんの状態。キャバ嬢の本指名は変更できないキャバクラもある。 - 本入
用語解説:本入店の略。体入でキャバクラから素質ありとみなされたり、キャバクラの雰囲気が気に入った場合本入店となりキャバ嬢の仲間入りができる。
高級店になるほど本入店までのハードルが高い。
ま行
- 枕営業
用語解説:次の来店で指名してもらうのを条件に、お客さんと性行為をすること。多くの場合はそのままお客さんに逃げられる。
また、お客さん同士のトラブルにもなるのでキャバクラ業界では鼻つまみ者にされる。 - 店前同伴
用語解説:食事や買い物を楽しんでから出勤する通常の「同伴」とは異なり、店の前で待ち合わせて同伴出勤すること。お客さんに旨みがないので、店前同伴をしてくれるお客さんは超貴重である。 - 無料案内所
用語解説:キャバクラを無料で紹介し、案内をしてくれる場所。無料の理由は、キャバクラが案内所に広告費を支払っているから。
キャバ嬢の雰囲気や価格帯など、お客さんの希望にあったキャバクラを案内してくれる。 - 明朗会計
用語解説:キャバクラの会計伝票に「何にお金がかかっているのか」を詳しく書くこと。
キャバクラ業界ではぼったくりなどが流行っており、お客さんも警戒しつつ遊んでいる。会計時意外と高くてトラブルになることもあるので、説明できるように詳しく書いている側面もある。
や行
- や営
用語解説:ヤクザが経営に直接口出ししてくること。主にお金の使い道に関することが多い。 - 友人紹介料
用語解説:キャバクラに女友達を紹介して、入店が決まったときにもらえるお金のこと。紹介した女の子が半年勤務したなどあれば、さらにボーナスがもらえたりする。 - 呼び込み
用語解説:ボーイさんなどが店の前を歩く男性に「お飲みいかがですか?」と声をかけること。キャバ嬢は基本的にやらない。
ら行
- リピーター
用語解説:キャバクラに何度も足を運ぶお客さんのこと。指名のキャバ嬢がいるかどうかはあまり関係ない。
常連客とも言う。職場が近いなどがリピーターになるきっかけ。 - レギュラー出勤
用語解説:週5や週6など、高頻度でキャバクラに出勤しているキャバ嬢のこと。毎日いるので指名をもらいやすい。 - 連絡先交換
用語解説:キャバ嬢が指名や売り上げを作るためにしておきたいテクの一つ。
LINEやメアドを交換して営業をかけたり、お客さんから来る「今空いてる?」に返信して来店率を上げることができる。
わ行
- 割りもの
用語解説:焼酎やウイスキーなど強いお酒を薄めるお茶や水のこと。ハウスボトルと一緒に提供される水も「割りもの」と言う。 - 割引チケット
用語解説:お店の料金が安くなるチケットのことで、「割りチケ」とも呼ばれる。
イベント時にお店から配られたり、無料案内所でもらったりなどできる。指名料無料、セット料金割引などの恩恵が受けられる。 - ワンタイム
用語解説:キャバクラのセット料金が区切られている時間のこと。40分や60分の場合が多い。「ワンタイム」「ツータイム」という数え方をする。